クルス 術を解除して女の子の横に着地して、無事かどうかを確かめます。
ＧＭ 外傷とかはなく、ただ眠っているだけに見えます。
クルス 他に怪しいものは？
ＧＭ ［感応性］で判定してください。
クルス ……ダメでした。
ＧＭ では、クルスが女の子の様子を見ていると、背中をちょんちょんっと（笑）
クルス ……振り返ってみます……
ＧＭ すると、魚に手足の生えたような奴が一匹、すぐ後ろに（笑）
一同 でーっ!!（笑）
クルス うわわーっ！ 貴様いったい何者っ!?（笑）
女の子をかばうようにしつつ、頭の中では「……一対一じゃかなわねぇだろうな……」という、こすい計算をしています（笑）
ＧＭ 魚人は焦点の合ってない目でクルスを見て、「お〜ま〜え〜こ〜そ〜な〜に〜も〜の〜だ〜？」と（笑）
クルス う、うむ。行方不明になった女の子を捜しに来たんだ、と身構えながら答えます。
ＧＭ 「う〜む〜、そ〜う〜か〜」
……この喋り方うざったいんで、以下普通に話します（笑）
「わしの名前はヌクレド。魔術の研究をしている」
ラーズ＆アリステア やっぱり〜（笑）
クルス これまでのいきさつを話します。どうしてこの女の子がここに？
ＧＭ 「最近入口のほうが騒がしいんで行ってみたら、人間がいっぱい住み着いていた。
わしの部屋に近付くやつがいたら、水が流れて押し返せるような仕掛けをしてあるから、人間が住み着こうが何しようがかまわないが。
このちっちゃいやつには、わしの知ってる人間とは違うものを感じたんで、興味を引かれた。だから研究するために眠らせて連れてきた」
アリステア ……人間の研究？（笑）
クルス 違うっていうのは、どういうふうに違うんですか？
ＧＭ 「わしの知ってる人間にはない種類の力を感じた。でもその研究をするためにこいつを飼うのも面倒くさそうだし、連れて帰ってもかまわんぞ」
ウォルター 何じゃそりゃ（笑）
クルス ……それじゃ女の子は連れて帰らせてもらいますけど……
水が流れないようにしてくださいね、と頼んでおいて、女の子は眠らせたまま連れて帰ります。
ＧＭ （あれれ、起こさないの？ ま、いーけど）
「わしが入口まで付いていってやろう〜。わしが通るときには作動はせん仕掛けになっているからな〜」
クルス なるほど〜。ではお願いします〜
ラーズ クルス君、喋り方がつられてるよ〜（笑）
ＧＭ ヌクレドは、ぺったぺったという例の足音を立てながら、ぼーっとした目でクルスの横を歩いていく（笑）
待っていた３人は、洞窟の奥から『明かり（ライティング）』の灯りが見えて、クルスが帰ってきたのがわかる。
ラーズ クルスく〜ん（手を振っている）
アリステア 大丈夫〜？（同上）
クルス 呼びかけます。大丈夫だ〜。ちょっと変わった連れがいるけど驚かないでくれ〜（笑）
ラーズ それは誰〜？
ＧＭ 人ではない変なシルエットが見える（笑）
ラーズ 飛びすさるっ！（笑）
ウォルター ずいぶん平べったい人やな（笑）
ＧＭ 姿がはっきり見えるとこまできた。ぬるべちゃって感じで、３人のほうに近寄ってくる（笑）
ラーズ ……ど、どちら様……？（笑）
ウォルター ……これ、何……？（笑）
クルス それがその……この洞窟のヌシと言いましょうか……（笑） ヌクレド様だ！
アリステア これが？（笑）
クルス カリンちゃんを保護してくれてたんだ、と説明します（笑）
ラーズ はいっ！（手を上げる） ヌクレド様、弟子にしてください!!（笑）
ＧＭ 「か〜ん〜が〜え〜て〜お〜こ〜う〜か〜な〜」
クルス カリンちゃんは普通の人とは違った力を持っているらしいんだ。だから、起こさずに連れてきた。
ラーズ えっ、何だろう。見かけは普通の人と変わらないんでしょう？
クルス カリンちゃんも見つかったわけですし、こんな所でしゃべってるのもなんだから、おじいさんの所に戻りません？
ウォルター ラルスじいさんも待ってるだろうし。
クルス では一応ヌクレドさんにあいさつをして（笑）
アリステア さよーならー。
ウォルター ありがとーこざいましたー。
ＧＭ 「外まで見送ってやろう」と言って、うむを言わせずついてくるよ（笑）
ラーズ みんな内心「来んでええわ！」と思ってる（笑）
ＧＭ ４人が洞窟から出ていくと、茂みの影に隠れていたラルスじいさんが「おお、無事に戻ってきたか」と言いながら駆け寄ってくる。
で、みんなの背後にサカナがいるのを見て、驚いている。
ウォルター 普通は驚くよな（笑）
ＧＭ ここで全員、［感応性］で判定してください。
ラーズ＆クルス 成功〜
アリステア＆ウォルター しっぱい〜
ＧＭ 成功した人は、ラルスさんがヌクレドを見て、「ヌ、ヌンサ!?」とつぶやいたのが聞こえました（笑）
ラーズ ……このおじいさんって、レゾの関係者だったの……？
クルス ……あの、お知り合いですか？ と訊いてみる（笑）
ＧＭ 「わ、わしゃ魚なんぞに知り合いはおらんわいっ！」
いっぽう、ヌクレドはラルスさんを見て、「おお、レゾではないか〜」
一同 はあーっ!?
ウォルター レゾって、あの赤法師レゾ様のことですかっ!?
ラーズ あたし達はレゾのこと知ってるんですか？
ＧＭ 現代の五大賢者の一人、くらいのことは噂に聞いて知ってるでしょう。
ラーズ 実は悪人だったってことは知らない、と。
ＧＭ 「ところで、わしの孫は元気にしとるか〜？」（笑）
ラーズ ……ヌクレドって、ヌンサのじーさんかーいっ！（笑）
ＧＭ 言われてラルスさんは、
「し、知らんっ！ だいたい、わしはレゾ様ではないっ！」と。
「そ〜いえば〜、レゾはお前みたいに白もじゃではなかったな〜」
ウォルター 赤い服は、この伏線だったわけか（笑）
ＧＭ とにかく、ラルスさんはひきつりながらも、「カリンを助けてくれて、ありがとう」と、女の子を受け取ろうと近付いてきますけど。
クルス 渡す前に、にこやかに笑いながら、こちらの大賢者様がカリンちゃんに普通の人とは違う力を感じるとおっしゃってるんですが、心当たりはありませんか？ と訊きます。
ＧＭ 「……いや、そんなこと言われても、わしにはわからんが……」
ラーズ そーいえば、盗られたって言ってた、おじーさんの荷物は？ あれがないと報酬がもらえない。
ウォルター なかったよな。
クルス 人命を優先しましたってことで。
ＧＭ 「……それなら今すぐというわけにはいかんが、後日必ず礼はさせてもらう。今はまずカリンを休ませてやりたいんで、わしは一足先にここで失礼する」
クルス キャラクターとしては、渡すしかないよなー。眠ってるだけですから、大丈夫ですよ、と言ってカリンちゃんを渡す。
ＧＭ ラルスさんは「ありがとう、ありがとう」と言いながら、カリンちゃんを抱えて、来た道を戻っていく。
一同 ……うーん……（何かすっきりしない様子）
ＧＭ さて、ここらへんで、本編モードへと切り替えさせていただきましょうか。
カリンちゃんを抱えて、みんなの前から立ち去ろうとするラルスじいさん。
と、そこへ……
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